ナミの婚外恋愛記

２人で湯船につかってると

寒かったのでずっと流しっぱなしにしてた

シャワーを彼が止めた。



暑い？

そう聞くと、

うん、ちょっとね。


冷めきってた缶コーヒーを

湯船の中に浮かべてて


ほんのりとあったかくなった

缶コーヒーを飲む彼。

私も少しもらった。



少しして、

少し辛そうで、



限界かも、と彼がいうので


とりあえず、お風呂の栓抜く？


そういって栓を抜いてもらって

お湯がだんだん減ってきて、


そろそろあがろうよ。

そう私がいって、２人であがったんだけど、

足元がふらついてる彼…



危ない感じだから、

洗い場にイスがあったから、


ね、これにとりあえず座ろうよ、

そう私は彼に言って座ってもらった。


少しして、彼が先にあがって、

私もすぐに出て、タオルで身体を拭こうと

したら、


どたっという音がして、

目の前で彼が崩れるように倒れた。

段差に少しなってて、

部屋の方が低くなってて

横向きのような形で倒れたまま

意識がなくって、

頭も少しうってたし、




顔が真っ白で白眼をむいてる…




声をかけても反応がなくって、


どうしたらいいのかわからなくって、

何も考えられない
















少しして、意識がもどったけど

お風呂から上がったことは

わかってなくって、

全然ちがうことをしゃべってた…



私も素っ裸で髪もびしょ濡れで、

彼もそのままだったから


タオルでふいてあげて、


声をかけると、ベッドで休むというけど

動けない、、、、



支えながら這うようにして

なんとかベッドに潜り込めた…




彼が脱水症状だというから

対処法を検索。


タオルで冷やしたり、

たまたまウイダーゼリーを彼が持ってたので

飲ませて、


ポカリがいい、とあったから

冷蔵庫にあったので飲んでもらったりして

だんだん回復したけど、


全身がしびれてる、と彼がいう。


私がしっかりしないと、

と思ってがんばって冷静に


と思ってやれることはやって…



チエックアウトの時間がせまってて、

延長してもいいと思ったけど

彼が大丈夫というので



身支度するね、


というと彼が



はいっていいよ、


というので私も一緒に布団に入ると


彼のカラダはすごく暑かった。




私はすっかり冷え切ってたから

ちょうどよくって、

少しだけそのままいさせてもらって、


ちょっとだけ泣いてしまった。





ほんとに、怖かったよ、

いなくなったらだめだからね、





もう、大丈夫。

自己管理ができてないな、だめだね、



彼はそういった。





なんとか起き上がると


支度をして、部屋を後に。



お腹空いてたせいだよ、

というから、



じゃあさっぱりしたものでも

食べようよ、



ということで、お蕎麦を食べた。



２人で電車に乗ると

席があいたので彼を座らせると

眠たそうだったから、



寝たら？寝ていいよ、



そう私がいうと彼は寝てしまった。



私の最寄駅を通り越して


彼の乗り換え駅まで一緒に行って、

改札まで見送る。



見えなくなるまで見送ってると

彼は2回振り返った。




疲れてるだろうから


私からはラインしなかったけど



ふとみると、



到着
無事についたよ
わざわざ乗り越してくれて
ありがとう



彼からラインがきてて


ほっとした





私もその日は夜の７時には寝てしまい

彼は５時に寝たって（笑）



その日から3日たって

普通に彼は仕事に行ってて


ひとまず安心だけど



元気な顔がみたい…





次のお休みまで会えそうにないけど

無理いったりしたらだめだと

おもってる。



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